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2017.01.05 09:40
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中はお世話になりありがとうございました。
皆様におかれましては、ご多幸な新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中は温かいご理解、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、本年は、『酉』年。酉年には、物事が頂点まで極まり、
成果が得られるといわれています。
また、酉は「取り込む」のトリという語呂合わせで、
昔から商売繁盛の象徴という意味もあり縁起が良いといわれますので
2017年は景気が上向き、良い一年になるよう、全社員で努力していきたいと思います。
さて、我々の業界ですが、昨年の2016年住宅のリフォーム市場規模としては
約6兆5000億円と予測され、(前年比1.1%増)前年と比べほぼ横ばいです。
2016年のリフォーム需要は全体として、プラス・マイナスの両面で
波の大きい一年であったような気がします。
2017年の実施予定であった消費税増税の駆込み需要によって
2016年前半はリフォーム需要が拡大しましたが、増税の延期発表後、
需要が縮小し、2016年の半ばに需要は落ち込みました。
その反動減はありましたが、後半は昨今の株価高や円安の影響で景況感が良く
堅調な消費マインドもあり、2016年後半のリフォーム需要は再び拡大し、
2017年も引き続きリフォーム需要は拡大が進むと予想されます。
先行きとして、住宅業界全体としては2020年までは、活況と予測されています。
そのなかで、新築住宅の需要は消費税増税とオリンピックまでは好調でしょう。
しかし、それが終わると、新築市場は一気に冷え込み、年間着工戸数も70万戸を
割って60万戸台になるかもしれないと言われています。
しかし、逆に住宅のリフォーム市場は、現在約6.5兆円ですが、
7年後の2025年には、約8兆円近くまで市場は拡大すると予想されています。
また、政府も成長戦略のひとつとしてリフォーム市場の活性化を掲げており
補助金などの政策的な後押しもあり、今後もリフォーム需要拡大の
追い風が吹きそうです。
将来は、新築住宅の市場と既存住宅のリフォーム市場の規模の逆転が起きると
予想され、私達も需要獲得のチャンスを逃すわけにはいきません。
今年はMidoriにとって正念場となりそうです。
成長市場は、様々な業態からの参入も増え、まさに大競争時代を迎えそうです。
2017年は、そうした競争が激化する年になります。
いかに、勝ち残る戦略を立て実行できるか、それが急務となりそうです。
今、仕事があること、お客様がいること、仲間がいることに感謝して、
厳しい年となりそうな2017年ですが、自信と誇りをもって精進を続ければ
乗り越えられると確信しております。
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