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2022.03.10 10:20
みなさん、こんにちは!ミドリーナです。
春の季節になって、花粉や湿気に悩まされている方も多いはず。暖かくなる春の時期に多い住宅トラブルの主な原因である「花粉」と「カビ」は、リフォームをすることで解決できることもあるのです。そこで今回は花粉やカビ対策のリフォームについて詳しくご紹介します。
春の季節には、花粉や梅雨のカビが気になることがあります。花粉症の方は特に、住宅内で快適に過ごしたいと思うでしょう。住宅内では安心しているつもりでも、実際には咳や睡眠障害などの症状が出ることがあります。
また、梅雨の時期は湿度が高くなり、カビが繁殖しやすいため、感染症やアレルギーのリスクが高まります。これらの問題に対処するためには、適切な対策が必要です。
今回は花粉・カビ対策のリフォーム方法をご紹介します!
春の時期に飛散するスギ花粉以外にも、私たちは1年を通してさまざまな種類の花粉による影響を受けます。そのため、強いアレルギー症状に悩まされている方や小さなお子さんをお持ちのご家庭はぜひリフォームによる花粉対策を検討してみましょう。
飛散している花粉は私たちの着ている洋服について屋内に持ち込まれます。そのため、玄関前で上着を脱ぎ、洋服の表面をしっかりと払うことが重要です。
室内に持ち込まないように玄関に上着を収納するのが理想的です。玄関のスペースに余裕があるご家庭の場合は、大きめのウォークインクローゼットタイプの収納スペースを作ることも検討してください。
屋内に洗濯物を干せるように、屋内用の収納タイプの物干し竿や浴室乾燥機の設置もおすすめです。
長い時間を過ごすリビングなどに天井埋め込み式の空気清浄機を設置することで、市販の清浄機よりもより高い清浄能力が期待できます。
花粉をはじめとしたアレル物質を抑制するタイプの床材や水洗い可能なラグやカーペットを設置するのもおすすめです。
冬から春にかけて湿度が高くなることで、家中のカビに悩まされる方も増えます。カビ対策の基本は「換気」、「除湿」、「結露を防ぐこと」です。しかし、家の構造や設備によっては、換気や除湿が十分にできない場合はリフォームによる対策を考えていきましょう。
<カビ対策でおすすめのリフォーム例>
・玄関網戸を設置する
・採風機能付きの扉を設置する
・床下換気扇を設置する
換気を促すためには、玄関の扉に網戸を設置するのがおすすめです。簡単に後付けできるタイプもあり、コストを押さえたリフォームが可能です。しかし、網戸だと防犯上心配だという方は、採風機能付きの扉を設置するのがおすすめです。扉を閉めた状態で換気ができ、日差しも入りやすいという特徴があります。
畳やカーペット、床などにカビが生えているなど、床下からの湿気が気になる方は床下換気扇を設置することも検討しましょう。
・漆喰塗り壁にリフォームする
・調湿建材を用いてクローゼットのリフォームする
・浴室乾燥機を設置する
屋内の湿気を取り除くために、温度や湿度を一定にする漆喰壁へのリフォームもおすすめです。また、クローゼットの中にカビにお悩みの方は、エコカラットなどの調湿建材を用いたリフォームも検討してみましょう。浴室内のカビにお悩みの場合は、浴室乾燥機の設置が効果的です。
・二重窓を設置する
・天井や壁内断熱材を結露しにくい素材に変更する
結露はカビの発生の大きな原因となります。そのため、結露が発生しにくい二重窓の設置や天井や壁内断熱材を結露のしにくい素材でリフォームするのもおすすめですよ。
いかがでしたでしょうか?春の季節の住宅トラブルである花粉とカビのリフォーム対策方法について詳しくご紹介しました。花粉もカビもそのまま放置すると健康被害の恐れもありますので、気になる場合は早めに対処するようにしましょう。
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