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株式会社Midoriへ!創業50年、年間1,000件以上の施工実績
2023.04.30 10:10
こんにちは。ミドリーナです。
最近では、リフォームでオール電化に切り替えるご家庭が増えています。
戸建て住宅をオール電化にリフォームすれば、「電気代」としてすべて統一できるうえ、快適でスマートな暮らしを実現できるでしょう。
では、オール電化に切り替えるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
費用相場や注意点も合わせて、詳しくご紹介します。
オール電化とは、建物全体のエネルギーを電気だけでまかなう仕組みのことです。
たとえば、電化製品、空調、給湯などが代表的でしょう。特に「ガス代」は「電気代」にまるまる置き換わるので、環境にやさしいうえ、家計の管理もしやすくなりますね。
オール電化では、「給湯器」「IHクッキングヒーター」「床暖房」の3種類の設備が主流です。
それぞれ特徴を見ていきましょう。
オール電化の給湯器としては、エコキュートや電気温水器の2種類が主流です。
エコキュートがヒートポンプの技術を使ってお湯をわかすのに対して、電気温水器は電力だけでお湯をわかします。
エネルギー効率が良いのはエコキュートですが、電気温水器のほうが本体価格は安めです。
どちらも深夜は電気代が安くなるので、深夜にお湯をわかしてそれを日中に使う……という使い方がおすすめです。
IHクッキングヒーターでは、熱伝導を利用して調理します。
火を使わないため火事のリスクが低く、フラットな外観はガスコンロよりもすっきりした印象を与えるでしょう。
床暖房は、電気ヒーター式やPTCヒーター式、蓄熱暖房機などさまざまな種類があります。
“エコキュートで深夜に沸かしたお湯を循環させる”という使い方もできるので、電気代を抑えながらかしこく暖を取ってください。
戸建て住宅のオール電化リフォームには、いくつものメリットがあります。
電気ならではの特性を最大限に活かして、暮らしをもっと快適にしましょう。
ガスコンロでは火災リスクがつきものですが、IHクッキングヒーターなら電気の力だけなので火が燃え移る心配はありません。
一酸化炭素や二酸化炭素などで空気が汚れることもないでしょう。
オール電化では、すべての設備を電力だけで動かします。そのため「電気代がかさむのでは」と心配される方は少なくありません。
しかし、総務省が発表したデータによると、オール電化の住宅の電気代は年間で約19万円だそうです。ガスなどを使用する一般的な住宅の場合、電気代は年間で約23万3千円です。そのためガスを使用していたご家庭がオール電化へリフォームすると、光熱費の違いに驚くのではないでしょうか。(※2014年度総務省統計局『家計調査』による)
導入時にはコストがかかりますが、浮いた電気代を考えると5~7年程度で元が取れるといわれているので、費用面でも優秀ですね。
電気もガスも使用する場合、請求書が複数来るので管理を大変に感じることもあるでしょう。
オール電化なら、「電気代」の支払いのみで済みます。
毎月の管理が楽になるのは、家計管理のうえで助かりますね。
電気代は、一般的に時間帯によって値段が上下します。
もっともリーズナブルに使えるのは深夜なので、オール電化の家庭は深夜に熱を溜めたりお湯を沸かしたりして、それを日中に使うことをおすすめします。
また太陽光発電との相性も良いので、「日中は太陽光でつくった電気を使用して、深夜だけ電力会社からの供給に頼る」という使い方も可能です。
オール電化の特性を生かして、費用を抑えながらも快適な暮らしをキープしてください。
一般的にライフラインが途絶えた場合、電気⇒水道⇒ガスの順番で復旧していきます。
実際、東日本大震災では1週間ですべての世帯の電気が復旧したものの、水道を使えるまでに3週間、ガスは5週間ほどかかったそうです。熊本地震のときも、電気と水道は1週間で使えるようになったものの、ガスの復旧には2週間以上かかりました。
ただでさえイレギュラーな事態ですから、1日も早くライフラインを完全に復旧させて、いつもの生活に戻りましょう。
オール電化で使うエコキュートや電気温水器の中には、水が溜まっています。
その水は万が一のときに使えるので、断水のときも役立つでしょう。
飲み水には適しませんが、トイレや手洗いなどさまざまなシーンで重宝します。
オール電化を活用すれば、費用を抑えながらも、さらに豊かな暮らしを実現できます。
しかし気になるのが費用ではないでしょうか。
別々の日程で一つずつ工事するよりも、同じ日にまとめて施工したほうがリーズナブルです。また設備のグレードによっても費用は変わってくるので、リフォーム業者と相談しながらすすめていきましょう。
戸建てでIHクッキングヒーターにリフォームする場合、10万~40万円程度が目安になります。
本体価格はもちろん、ガス管の撤去や配線工事、設置工事などの費用も必要です。また、現在の配線状態によっても費用は上下します。
戸建てでエコキュートにリフォームする場合、30万~60万円程度が目安になります。
エコキュートは家族の人数によって容量が変わりますが、7人以上用(550L)でも60万円以内に収まるでしょう。
戸建てで床暖房にリフォームする場合、20万~100万円程度が目安になります。
床暖房は、簡易的な設置で済むものから配管工事が必要になるものまで、さまざまな種類があります。ご家族の要望や予算に合わせてお選びください。
オール電化は暮らしをスマートで便利にしてくれますが、“すべて電力でまかなう”という特性上、注意点がいくつかあります。
一般的に電気代は深夜が安くなるため、かしこく使えば節約になるでしょう。
その反面、日中にたくさん電気を使うご家庭だと、むしろ電気代が今までよりも高くなる恐れがあるのでご注意ください。
リフォーム会社に相談して、ご家族の生活サイクルを元に、月ごとの電気代をシミュレーションしてみましょう。
オール電化ではすべての家電の動力が電気なので、停電の際はすべての家電がストップする恐れがあります。
たとえばガス機器と併用している住宅では、停電してもお湯を沸かしたり料理したり……などガスの力に頼ることが可能です。しかしオール電化だと、文字通りすべてがストップすることになるのでご注意ください。
ただ、電気とガスがどちらも止まってしまった場合、早く復旧しやすいのは前者です。またオール電化の設備の中には停電対策を整えたものもあるので、それらを選ぶのも良いでしょう。
オール電化の住宅は、電気とガスを併用する住宅よりもかなり電力を必要とします。
そのため、事前に電気容量を確認して、必要があれば増強しておきましょう。
必須ではありませんが、オール電化に切り替える際に太陽光発電も導入すると便利です。
日光で電気を起こす太陽光発電は、オール電化との相性が良いので、家庭の電力をほとんど自給自足できるかもしれません。
電気代を気にせずに、エコで快適な暮らしを実現してください。
戸建てでオール電化にリフォームした後、「やはり風呂場だけガスを使いたい」というように部分的な併用を希望するご家庭は少なくありません。
再リフォームは不可能ではありませんが、オール電化にした後にガスに戻すと費用がかさむのでご注意ください。機器の取り換えはもちろん、ガスを通すための配管工事も必要です。オール電化に少しでも迷いがあるなら、リフォーム会社に相談してみましょう。きっと、先々のことも見据えたうえでアドバイスしてくれますよ。
オール電化では火を使わないため、火災予防の観点からも注目されています。
幼いお子さんがいるご家庭では特に安心でしょう。
しかしその反面、お子さんは火の危険を理解しにくいかもしれません。直に火を見る機会がないため、「火は熱くて危険」「ガスは引火する可能性がある」など教えようとしても、なかなかイメージしにくいものです……。
IHクッキングヒーターでもかなり高温になるため、直に触ると火傷などの危険があります。つまり、火を使わなくても危険を教えることは不可能ではありません。今後オール電化はますます普及すると考えられるので、“最新設備”ならではのリスクを伝えていきましょう。
エコキュートは、外気の温度によってお湯を沸かす時間が左右されます。
日光がよく当たる場所に設置すれば早くお湯が沸きますが、日陰で寒い場所に設置すると時間がかかります。
ストレスになるうえ、電気代も高くなる可能性があるので、エコキュートの設置場所はリフォーム会社と相談しながら決めることをおすすめします。
戸建て住宅のリフォームでオール電化に切り替えると、火災リスクが低くなったり家計管理が楽になったりなど、いくつものメリットを感じられるでしょう。
オール電化を上手に使うと電気代を削減できますが、生活サイクルによってはむしろ電気代が上がることがあるので、事前にリフォーム会社とシミュレーションするのが良いでしょう。
費用相場は、IHクッキングヒーターへのリフォームは10万~40万円程度、エコキュートへのリフォームは30万~60万円程度、床暖房へのリフォームなら20万~100万円程度が目安です。
戸建て住宅のリフォームでオール電化に切り替えて、費用を抑えながらも、スマートで便利な暮らしを実現してください。
株式会社Midoriは年間1,000件以上のリフォーム実績があり、経験豊富な職人が多数在籍しています。内装から水回り、外構までご要望に応じたプランをご提案させていただきますので、リフォームをご検討の方はお気軽にご相談ください。
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