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株式会社Midoriへ!創業50年、年間1,000件以上の施工実績
2023.05.25 10:50
こんにちは。ミドリーナです。
空き家をリフォームして、自分好みの住宅につくり替える方は珍しくありません。
ご家族で引っ越しても良いですし、賃貸物件にしたり、あるいはそのまま売却したりするのも良いでしょう。
空き家をリフォームする費用や注意点、使える補助金などを紹介します。
かしこくお得にリフォームして、好みの住宅をつくってください。
空き家のリフォーム費用は、リフォームの内容によって異なるものの、参考までに目安をご紹介します。
空き家を全体的にリフォームする場合、少なくとも500万円程度、築年数があまりにも古かったり劣化があまりにもひどかったりすると1,000万円を超えることも珍しくありません。
しかし最近では古民家風住宅に憧れを持ち、田舎暮らしを選ぶ方もいます。
そのため“必ずきれいにしなければならない”というわけでもなく、古さを活かしたリフォームも人気です。今では入手困難な建材が使われていることもあるので、空間の演出として上手に使ってみてください。この場合、費用は500万円以下になるかもしれません。
「洗面所だけ」「畳だけ」など部分的なリフォームの場合、かなり格安に施工できるでしょう。リフォームの内容によりますが、数万円~200万円程度が目安になりそうです。
ただ、配置換えをともなうリフォームには注意が必要です。下水道や配管などの関係で、予想よりも高額になるかもしれません。
一例ですが、場所ごとの費用目安は以下の通りです。住宅の状態を確認しながらになるので、詳しくはリフォーム業者へご相談ください。
空き家のリフォームには補助金制度があります。
地域によって条件や金額は異なりますが、一例として八尾市の制度を見ていきましょう。
■八尾市中古住宅流通促進補助制度
補助金額:最大20万円(住宅の取得に要した費用の1/10と、リフォームに要した費用の1/2を合算した額) ※条件によってプラス5万円以上の加算あり(下記参照)
対象者は、八尾市に転入予定のある「2人以上の世帯で全員が40歳未満の世帯」または「小学生以下の子とその親で構成される世帯」です。
ただ、住宅を取得する前に市と事前協議をしなければなりません。
上限は最大20万円ですが、
・新婚(婚姻等届出から1年以内)又は中学生以下の子を含む世帯
・市内に1年以上居住している親世帯と同居又は近居(市内全域)する場合
・八尾市空き家バンク登録物件を取得する場合
……の3つのうち、該当項目の数によって5万円ずつ加算されていきます。
■八尾市同居支援補助制度
補助金額:最大20万円(リフォームに要した費用の1/2)
対象者のパターンは2つです。
1つめは、八尾市外に住む「2人以上の世帯で全員が40歳未満の世帯」または「小学生以下の子とその親で構成される世帯」の子ども世帯が、八尾市在住の親元で同居を始めることです。
2つめは、八尾市在住の子ども世帯が、同じ八尾市在住の親元で同居を始めること(市内⇒市内への転居)です。なおマンションへの転居は対象外です。
こちらも、住宅を取得する前に市と事前協議をしなければなりません。
■八尾市提案型空家等利活用促進補助
補助金額:最大200万円
令和5年度5月より、「八尾市提案型空家等利活用促進補助」が募集されました。これは空き家の減少と地域の活性化を目的に創設された制度です。
参考: 令和5年度八尾市提案型空家等利活用促進補助制度について
住宅としての移住はできませんが、子ども食堂や地域の交流スペース、体験学習施設など、地域の方々に有意義な使い方を提案された1件のみが採択されます。(応募は自由ですが採用は1件のみ)
採用されれば最大200万円の補助金が受け取れますが、非営利目的で10年以上継続して運営しなければなりません。
空き家は、補助金を活用すればお得にリフォームできます。
しかしメリットばかりではなく、いくつかの注意点、つまりデメリットも存在するのでご注意ください。
メリットとデメリット、それぞれ詳しく知り、納得のいく施工をしましょう。
■解体して新築するよりリーズナブル
新しく住宅をつくるとき、「空き家のリフォーム」は「空き家を解体して新築で建てる」よりも安価に済むケースが大半です。
あまりにも築年数が古かったり構造の部分までリフォームする必要が出てきたりすると話が変わってきますが、一般的な空き家であれば、新築よりもリーズナブルに施工できるでしょう。
最近では安価でも高品質な商品が数多く流通しているので、リフォームでも見違えるような仕上がりが期待できそうです。
■資産価値が上がる
元の状態の空き家と、リフォームを済ませた空き家を“資産価値”の観点から比較すると、価値が高いのはやはりリフォーム済みの空き家でしょう。
仮に、空き家のリフォームに300万円かかったとしても、きちんとリフォームされていればそれ以上の値での取引が期待できます。賃貸として使う場合も、多少家賃が高くても契約してくれる人は多そうです。
ただ、塩梅が難しい部分もあるのでご注意ください。いくら最新式の設備を導入して、高機能な内装で飾っても、予算に上限を設けている方だと躊躇してしまうかもしれません……。
■そのまま住める
たとえば「賃貸物件として使うためにリフォームしたけれど、急な転勤で今の住居を引っ越さなければならなくなった」など、思いもよらない事態になることもあるでしょう。
所有者として空き家をリフォームしていれば、用途を問わずに利用できます。
そのまま賃貸物件として使うのも、家主として住むのも、別荘代わりに使うのも自由です。
いざというときの選択肢が広がって助かりますね。
■犯罪の危険性が下がる
空き家には犯罪のリスクがつきものです。防犯の観点からも、空き家はできるだけ無くしたほうが良いでしょう。
たとえば、
など、挙げればキリがありません。
街の治安を守るためにも、空き家をリフォームして有効活用してください。
■補助金を受け取れることがある
空き家問題について、国をあげての対策が始まっています。
そのため、空き家を取得すると補助金や助成金が支給されることがあるので、対象者となればかなりリーズナブルにリフォームできるでしょう。
上記では八尾市の例を紹介しましたが、お住まいの自治体でもさまざまな制度を設けているはずです。空き家のリフォームを考えているなら、一度地域の制度をご確認ください。
■売却が難しいこともある
空き家をリフォームすれば、新築と遜色ないような見た目に仕上げられます。
資産価値も上がるので、買い手が見つかるのも早そうです。……しかし人によっては築年数で判断することがあります。「見た目はきれいだけど築〇〇年ではちょっと」と言われてしまうと、高値での売却は難しいかもしれませんね。
いくらきれいにリフォームしても、築年数を変化させることはできないので、どうぞご注意ください。
■耐震補強で高額になる恐れがある
築年数がかなり経過している空き家では、地震への対策が不十分なことがあります。実際に空き家を耐震診断すると、現在の基準より耐震強度が大幅に低いケースが珍しくありません。 地震が頻発する日本において、耐震対策は必須でしょう。しかし耐震補強にはかなりの費用がかかるので、それも含めてトータルの金額を見積もってください。
■想定外の費用が発生することがある
築年数とともに、住宅の内部や設備は劣化していきます。そのため、工事中に想定外の費用が発生することもあるのでご注意ください。
たとえば、キッチンを増設できなかったり、浴槽のサイズが浴室と合わず設置できなかったり、構造上の問題で間取りが変更できなかったりなど、思うように進まないことも出てくるでしょう。費用をかければ解決できることもありますが、やはり予算との兼ね合いが気になりますよね。
リフォーム業者は、見積もりの段階でかなり念入りに下調べをしてくれます。追加工事の可能性についても示してくれるので、予算と照らし合わせながら検討できるでしょう。
しかし、簡易的な調査しかしなかったり、あいまいな表現しかしなかったりする業者もあるのでご注意ください。リフォーム業者の見極めも、空き家のリフォームを成功させるための大事なポイントなのです。
空き家をリフォームする費用は、リフォームの内容によって異なります。
ただ必ずしもすべてリフォームする必要はありません。古民家の良さを生かした、ひと昔前を感じさせるような内装も人気があるので、予算と照らし合わせながらコンセプトを考えるのも良いでしょう。
ご家族のため、あるいは街のために、補助金を活用しながら空き家を上手にリフォームしてください。
Midoriは年間1,000件以上のリフォーム実績があり、経験豊富な職人が多数在籍しています。ご要望に応じたプランをご提案させていただきますので、リフォームをご検討の方はお気軽にご相談ください。
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