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2023.11.30 16:15
こんにちは。ミドリーナです。
2階にトイレを増設することで、朝のトイレ渋滞や階段を上り下りする手間をなくすことができます。一方で、増設リフォームにはどれくらいの費用が必要なのか?気になっているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、2階にトイレを増設する場合の費用について解説します。費用を抑えるためのコツや工事期間の目安、リフォームをする際の注意点なども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、2階のトイレを増設する場所について説明します。
・空いているスペースにトイレを増設
2階空いているスペースを活用します。具体例として、階段の踊り場や部屋の使われていない部分、押入れなどを挙げます。これらのスペースを間取り変更してトイレとして利用することができます。
・空間を増やしてトイレを作る
2階の一部を増築してトイレを設置します。2階を増築するには専門的な知識が必要で、1階部分の強度確認や設計士とのプランニングが求められます。工期が長くなるため、時間的な余裕をもって計画を立てる必要があります。
2階にトイレを増設した場合の費用というのは、基本的にトイレ本体のグレードや設置環境によって変動します。なお、トイレのグレードは、ベーシックタイプとハイグレードタイプに大きく分類することができます。
そこでここからは、トイレのグレード別に必要なリフォーム費用の相場について紹介します。
ベーシックグレードのトイレとは、一般的で最低限必要な機能を標準搭載したモデルになります。例えば、脱臭機能や温水便座などが標準搭載されていることが多く、比較的安価に導入できるのが特徴です。
特別な機能を求めずに増設したい場合、このベーシックグレードで問題ありません。なお、費用感としては、トイレ本体が10万円から25万円程度の間で収まることが多いでしょう。
ハイグレードのトイレとは、ベーシックグレードに搭載されている機能の他にも、より豊富な機能搭載がされているモデルになります。例えば、温風乾燥機能や自動開閉、腰を上げるだけで自動排水するような機能などが挙げられます。
その他にも、モデルによってはスマホ操作が可能なタイプも存在します。オーバースペックになる場合はベーシックタイプで問題ありませんが、より高機能なトイレを設置したい場合はハイグレードタイプもチェックしてみましょう。
ここでは、2階にトイレを増設するメリットについて説明します。
朝の外出前はトイレが混みやすく、特に家族が多いと渋滞が起きやすいです。トイレが2つあれば渋滞が緩和され、トイレ待ちの時間が減少します。朝の準備時間が重なることが多く、トイレの使用が急かせないため、ストレスの原因になることがあります。
・トイレのために2階から1階まで降りなくて済む
2階にトイレがあることで、階を移動する手間が省けます。特に夜中にトイレに行く際、2階にトイレがあれば階段を降りる必要がなくなり、慌てずに行けるようになります。
・ 来客に気にせずトイレに行ける
2階にトイレがあると、来客時でも気にせずにトイレを利用できます。1階はゲスト用、2階は家族用として使い分けることで、来客も安心して使用できます。また、来客時に家主がトイレを使う際にも、2階のトイレを利用することで、音やプライバシーを気にせずに済みます。
・ライフスタイル別に分けて使用できる
同じ家に住んでいても、1階を主に使用する人と2階で過ごす人がいる場合があります2階にトイレを増設すると、異なるライフスタイルに対応でき、各階にトイレがあることで夜中の利用も快適になります。
次に、2階にトイレを増設するデメリット・注意点について説明します。
2階にトイレを増設すると、給排水管を下の階から2階まで延ばす必要があり、工事費用が高くなります。給排水管の費用は1mあたり約1万円で、長さに応じて工事費用が増加します。そのため、配管延長が短く済む位置にトイレを増設することをおすすめします。
トイレの設置場所によっては、排水管の音が問題になることがあります。例えば、寝室に近いと音が響き、睡眠に影響を与える可能性があります。この場合、給排水管の周りに吸音材を巻いて音を軽減するか、トイレと寝室の距離を離すことがおすすめです。
トイレを階段の近くに設置すると、夜中の使用時に転落の危険があります。特に高齢者やお子様が多く利用する家庭では、設置場所に十分な配慮が必要です。
2階にトイレを増設する場合に費用を抑えるためには、以下の2通りの方法を行うことでコストカットをすることができます
ここからは、増設リフォームの工事費用を抑えるための方法について詳しく解説します。
トイレを増設する際には、補助金や助成金制度を上手に活用することで工事費用を抑えることができます。なお、トイレリフォームで使える補助金制度には、以下のようなものがあります。
例えば、国では「こどもエコすまい支援事業」という補助金制度を行っています。この制度を活用することで、節水型トイレの導入費用の一部を補助してくれます。また、自治体においても、節水型トイレの導入における補助制度や、バリアフリー化における補助制度などが利用できます。
合理的にリフォーム費用を抑える方法は、複数社から相見積もりを取るということです。1社のみで見積価格を判断する場合、提示された金額が妥当な金額かどうかを判断することはできません。
一方、複数社から見積もりを取ることで、仮に高額な業者が混ざっていても、その価格帯が適正でないという判断をすることができます。また、相見積もりということもあり、業者同士の競争力が生まれるため、企業努力による価格帯を出してくる傾向にあります。
これらの複合的な要因から合理的に費用を抑えることができるので、複数の施工会社から相見積もりを取ることをおすすめします。
2階にトイレを増設する場合、工事期間はおおよそ1週間程度で完了します。ただし、以下のような要因で工事期間が前後します。
給排水管の距離が長い場合、配管工事自体も長くなってしまうため、工事期間は必然的に延びます。また、トイレ内の内装工事にこだわっている場合、一般的な工事期間より長くなるケースがあります。
例えば、ひとくちに内装工事といっても、クロスやCF(クッションフロア)で簡易的に仕上げる方法もあれば、タイルを使ったラグジュアリーなトイレ空間にする場合もあります。
要するに、実施する工事内容によって仕上げの手間も大きく変わってくるので、工事期間に変動が出るということです。
2階にトイレを増設する場合、以下に挙げるポイントに注意しましょう。
これらの点に考慮せず工事を進めてしまうと、工事後に後悔する可能性もあります。そのため、ここからはトイレの増設リフォームを実施する際、特に注意すべき点を詳しく解説します。
2階にトイレを増設する際に注意すべき点の一つ目は、トイレを設置する場所になります。例えば、階段付近に新しくトイレを設置してしまうと、誤って転落してしまう可能性もあるので注意が必要です。
特にご高齢の家族がいる場合や、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、設置する場所は安全な位置にする必要があります。増設後も安心して利用できるように、設置位置は入念に検討しましょう。
2階にトイレを増設する際に注意すべき点の二つ目は、排水音の対策になります。これまでは1階でのみトイレを使っていたため気にすることがなかった音の問題も、2階に増設することで排水の音が気になるようになったというケースは少なくありません。
特に給排水管の距離が長くなると音が響くことがあるので、例えば吸音材を別途施工するなど、音に関する対策をしておくことが重要といえるでしょう。
2階にトイレを増設することで、日々の生活における利便性が大幅に向上します。朝のトイレ渋滞や面倒な上り下りもなくなるため、現状トイレの数でお困りの方は増設も検討してみましょう。
なお、リフォーム費用はトイレ本体のグレードや工事環境によって変動します。そのため、補助金や相見積もりを行って、上手に費用を抑えていきましょう。
リフォーム会社Midoriでは、トイレリフォームをはじめ全般のリフォームに実績がございます。自社に施工部があり、すべて同じ担当者が対応するので、お客様に不要な中間マージンが発生することなく、工事費のロスがありませんのでコストパフォーマンスの高いリフォーム工事が可能です。リフォームのことならお気軽にご連絡ください。
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