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2024.03.10 12:30
こんにちは。ミドリーナです。
水回りに使用する床材は、汚れやすく劣化も早い傾向にあるため、リフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。一方で、床材にも種類やバリエーションが多いので、何を基準に選べば良いのか分かりにくい一面があります。そこで本記事では、水回りの床材を選定するポイントを徹底解説します。床材の種類やリフォームを行う際の注意点についても解説しますので、これから床リフォームを検討している方は参考にしてみてください。
水回りの床リフォームで使用する素材は、以下に挙げる3つの種類に分類することができます。
ここからは、それぞれの床材の特徴やメリットデメリットについて紹介しますので、床材選びの参考にしてみましょう。
メリット | デメリット |
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クッションフロアとは、厚さが1.8〜3.5㎜程度の塩化ビニール製素材でできており、その名の通りクッション性に優れている床材です。防水性にも優れているので、水回りを中心に多く採用されている傾向にあります。
また、デザインも豊富で施工もしやすく、他の床材と比較して安価な点もメリットといえるでしょう。
一方で、傷が付いた場合は部分的な補修が難しく、全面張り替えが必要になってしまうほか、重い物を長時間置くと凹んでしまうなど、耐久性には乏しい一面があります。
メリット | デメリット |
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タイルの床材は耐久性や耐水性に優れており、長期間キレイな状態を維持することができます。また、傷や汚れにも強い素材なので、日々のお掃除やメンテナンスが非常に楽になるといったメリットもあります。
また、意匠性に優れている点もタイルの利点といえます。ダミーのタイルとは違って本物ならではの重厚感があるので、インテリアの一部としても機能する魅力がタイルにはあるでしょう。
一方で、素材の特性上、足元が冷たく衝撃にも弱い一面があるほか、費用が高額になってしまうデメリットもあります。
メリット | デメリット |
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フローリングは日々の掃除がしやすい床材なので、メンテナンス性に優れている特徴があります。また、天然素材を用いた無垢フローリングや、色やデザインも豊富な複合フローリングなど、バリエーション豊かな点も魅力といえます。
また、木材ならではの暖かみのある仕上がりは、フローリングならではのメリットになります。
ただし、木材であるが故に傷や湿気、水分に弱く、基本的に水回りで使用することが少ない床材ともいえるでしょう。
水回りで使用する床材を選定する際には、以下のようなポイントに注目してみましょう。
これらのポイントに留意して床材を選定することで、使い勝手の良い魅力的な水回り空間にすることができます。
水回りの床リフォームを行う際には、耐水性を考慮した床材を選定しましょう。例えば、水回りに弱い木材系の床材を採用すると、湿気や水滴などの影響を受けて徐々に変形したり、腐食が進行してしまうことがあります。
また、床材に水分が溜まってしまうとカビが発生するリスクも高まります。そのため、水回りにおける床材選定では、必ず耐水性をチェックしておくことが重要です。
水回りで使用する床材は耐水性はもちろんのこと、日々のメンテナンス性についても考慮しておく必要があります。例えば、キッチン回りでは油汚れ、トイレでは尿素といった具合に場所によって付着する汚れの種類も異なります。
これらの汚れは放置するとシミの原因になるので、常に清潔にしておくことが重要といえます。一方、表面に汚れが付着しにくい加工がされている床材などを選ぶことで、拭き取るだけで簡単にキレイな状態を保つことができます。
以上のことから、お手入れのしやすい床材を選ぶことも床材選定では重要になってきます。
耐水性やメンテナンス性など、実用面も床材選定のポイントですが、デザイン性も重要といえます。例えば、トイレなど他の空間と仕切られているような場所では、遊び心を入れたデザインを採用するのも良いでしょう。
また、リビングなどと接しているキッチンスペースでは、隣接する床材と調和の取れたデザインにしておくことで、違和感のない仕上がりにすることもできます。ひとくちに床材といってもさまざまな種類があるので、自分好みなデザインを採用してみましょう。
水回りの床をリフォームする際には、以下のような点に注意しましょう。
床のリフォームを進める際には、下地に問題がないかチェックしましょう。例えば、水漏れなどを起こして下地が腐食している場合、水漏れの原因特定と修理、および腐食箇所の修繕が必要です。
また、床リフォームで高さを変更する場合、建具との取り合いに注意しましょう。床材と建具が干渉しないように、高さに問題がないか確認した上で床リフォームを進めることが重要です。
トイレやお風呂場、キッチンスペースなど、水回りを中心にした床リフォームを検討している場合、耐水性に優れた床材を選ぶことが重要です。また、お手入れのしやすい床材を選定することで、使い勝手の良い環境にすることができるでしょう。
なお、床材にはクッションフロアやタイル、フローリングなどの種類があります。それぞれの床材でメリットやデメリットが異なるので、特徴を正しく理解した上で選定を行う必要があります。
昨今の床材はデザイン性や機能性も豊富なので、自分好みにあった床材を選んで綺麗に仕上げてみてください。
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