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2024.06.25 11:30
こんにちは。ミドリーナです。
目隠しフェンスを取り付けることで、住まいのプライバシーを確保することができます。一方で、目隠しフェンスは適切な高さにしなければ視線を遮ることができないなど、失敗する可能性もあるため注意しなければなりません。
そこで本記事では、目隠しフェンスの高さ決めのポイントを徹底解説します。設置場所別の目隠しフェンスの高さ目安についても紹介しますので、設置を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
昨今は敷地の周辺に塀などを設けない「オープン外構」の住宅が増加している傾向にあります。オープン外構は狭い敷地でも開放的な空間を演出できる反面、プライバシーを確保しにくいデメリットがあります。
また、オープン外構の多くは採光性の観点から南面にリビングを接地することが多いため、視線を遮る目的で目隠しフェンスを取り付ける需要があるわけです。このような背景からも、敷地境界や敷地内の一部に目隠しフェンスを取り付ける工事が人気を博しています。
目隠しフェンスは高さがあることでプライバシーを保護できる工事ですが、実は建築基準法において高さの上限が2.2メートルに定められています。
具体的には建築基準法施行令第62条の8(鉄筋で補強されたコンクリートブロック塀の基準)において「高さは、2.2m以下とすること」と定められています。
ただし、上記の制限はあくまでブロック基礎の上にフェンスを設置する場合の制限です。これとは別に独立した基礎を利用したフェンスを取り付ける場合、上記の制限を受けずに2.2メートルを超えるフェンスについても設置する事が可能です。
目隠しフェンスの高さ決めのポイントは以下のとおりです。
目隠しフェンス設置後に高さで失敗しないためにも、上記の点を考慮して高さを決定しましょう。
目隠しフェンスを取り付ける際には、以下のように目的を明確にすることで高さを決めやすくなります。
このように目的に沿った目隠しフェンスを取り付けることが重要です。そのため、まずは何をどうしたいのか目的を明確にした上で、目隠しフェンスの高さを決めましょう。
適切な目隠しフェンスの高さを決めるためには、設置場所に適した高さにすることが重要です。例えば、隣家からの視線を遮る際には、住宅の高低差も考慮した高さでフェンスを設置しなければなりません。
同様に、道路側からの視線を遮る場合、敷地内や建物などを含めた高低差を考慮した高さにすることが重要です。このように目隠しフェンスの高さは設置場所によって前後するため、高低差も考慮して適切な高さを選択しましょう。
目隠しフェンスは設置する場所によって高さが異なるため、場所別にどれくらいの高さが目安になるのか確認しておきましょう。
なお、ここからは上記のような場所に目隠しフェンスを設置する場合に必要な高さの参考例を紹介します。
隣家からの視線を遮るために目隠しフェンスを取り付ける場合、高すぎるフェンスにすると隣家の採光性まで遮ってしまう可能性があります。近隣トラブルを避けるためにも、目隠しフェンスの高さは2m以下のもので選択するのが適切でしょう。
なお、高さ以外にもフェンスの種類にも注意しましょう。例えば、圧迫感の強いフェンスを設置すると悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、下段部分はフェンスで塞がないなどの配慮も必要になるでしょう。
道路からの視線を遮る目的で目隠しフェンスを取り付ける場合、180cmの高さを基準にすることが多い傾向にあります。道路面の目隠しフェンスというのは、高すぎると死角も多くできてしまうため、侵入犯罪のターゲットになってしまう可能性があります。
また、エクステリアデザインの観点からも、建物の雰囲気に適したフェンスを採用することが重要です。そのため、180㎝の高さを基本に考えた上で、目隠しフェンスの種類を検討しましょう。
リビングは基礎の分立ち上がった高さになるので、地面から立ち上がった分も考慮して高さを決める必要があります。例えば、リビングの床面の高さが地面から30㎝ほど立ち上がっている場合、目線より30㎝高い位置までカバーできる高さにする必要があります。
身長から10㎝ほど引いた高さが目線とされているため、仮に170㎝の身長なら160㎝ほどの高さが目線になります。ここから立ち上がりの分(30㎝ほど)も考慮してプラスすると、190㎝の高さが適切になるということです。
ただし、2Mを超える高さは採光性が悪くなるエースもあるため、圧迫感や閉塞感には注意した上で高さを選びましょう。
お庭の植栽やガーデニングを人目気にせず楽しみたい場合、目隠しフェンスの取り付けが効果的です。なお、この際に設置すべき目隠しフェンスの高さは、150㎝ほどを目安に設置してみましょう。
150㎝を超える高さで設置すると庭全体が重く感じてしまうほか、閉塞感が生まれてしまう可能性があります。高い位置からの視線を遮りたいというようなケースを除き、庭の目隠しフェンスは高すぎないように抑えることが重要です。
日当たりや風通しにもそれほど影響が出ないようにするためにも、基本的には150㎝を目安に設置してみましょう。
目隠しフェンスを取り付けることで、視線を遮りプライバシーを確保することができます。ただし、設置する際には適切な高さにしなければ閉塞感が生まれてしまうなど、デメリットもあるので注意しましょう。
なお、高さを決める際には目的を明確にしつつ、設置場所に適した高さを選択することが重要です。設置後に後悔しないためにも、適切な高さを選択してプライバシーを確保しましょう。
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