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2024.09.10 12:10
こんにちは。ミドリーナです。
和室で多く使用されている砂壁は、防火性に優れているほか、適度な湿度に調節できる効果や和の風合いを楽しめる特徴があります。一方で、経年的に汚れが蓄積しメンテナンスも必要になるため、リフォームを検討中という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、和室の砂壁リフォームの方法6選を紹介します。リフォーム別の工期や費用相場、リフォームを進める上で注意しておきたいポイントなども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
和室の砂壁は、以下に挙げる方法でリフォームすることができます。
ここからは、各リフォーム方法の特徴や工期、費用相場の目安を紹介します。
砂壁のリフォームで最もベーシックな方法が、再度、砂壁に塗り直すという方法です。主に既存の砂壁の上に新しく砂壁を塗り直す方法と、既存の砂壁を全て撤去した後に新しい砂壁を塗るという方法があります。
ただし、下地を活かして砂壁を塗り直す場合、下地の砂壁がある程度密着している必要があります。少し触った程度で砂が落ちてしまうような場合、密着性が悪く塗り直しても剥がれてしまうことがあるので、下地不良の場合は撤去してから塗り直しましょう。
砂壁のリフォームで人気の高い方法のひとつが、珪藻土に塗り替えるという方法です。珪藻土とは植物プランクトンが長い時間をかけて化石になった素材で、目には見えない極小の穴(細孔)が開いているという特徴があります。
この細孔があることで調湿効果や吸水性能が非常に高いため、快適な室内空間を実現できるというわけです。そのため、室内の快適性を向上させたいという場合、珪藻土に塗り替えるのもおすすめです。
珪藻土と同様に人気の高い砂壁リフォームのひとつが、漆喰で塗り直すという方法です。漆喰とは消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とした塗り壁材で、防火性に優れており、調湿効果も高い特徴があります。
また、漆喰は自然素材なので、シックハウス対策としても効果的な素材になります。消臭効果もあり快適な空間を実現できる素材になるので、自然にこだわって安全な塗り替えをしたい場合にもおすすめです。
砂壁は風合いを楽しめる素材ですが、徐々に砂が落ちてくるなどデメリットも一部存在します。そのため、メンテナンス性などを考慮したリフォームで人気な方法として、クロスを貼るという方法も行うことができます。
砂の質感やリアルな風合いは楽しめなくなるものの、昨今のクロスは非常に種類も豊富で消臭効果など機能性の高いクロスも存在します。ただし、クロスで仕上げる場合、ベニヤを設けるなど平滑な下地を作る必要があります。
比較的費用を抑えて砂壁のリフォームを行いたい場合、塗料で塗り替えるという方法もおすすめです。昨今は砂壁専用塗料として販売されているタイプや、光触媒や消臭効果の高いツヤ消し塗料なども多く発売されています。
ただし、砂壁のリアルな質感は失われてしまうため、質感重視で考えている場合は別の方法が良いでしょう。また、下地の状況によっては補修工事が別途必要になるケースもあるので、詳細は専門家と相談しながら進めましょう。
砂壁は風合いが楽しめる一方で、触ると砂が落ちてしまったりするデメリットがあります。これを防ぐためには、腰から下の部分に羽目板を設置して仕上げるという方法がおすすめです。
接触しやすい腰から下を羽目板で仕上げることで、上半分は砂壁の風合いを残すことができます。また、腰から下は接触しても砂が落ちないため、綺麗な状態を長く維持することができます。
和室の砂壁をリフォームするなら、以下の点に注意しましょう。
ここからは、リフォームを実施する前に確認しておきたい注意点について解説します。
砂壁は経年的な劣化がわかりにくい素材でもあるため、リフォームを行うタイミングに迷ってしまうケースは少なくありません。そのため、以下のような症状が起こり始めたらリフォームを検討してみましょう。
砂壁にクラック(ひび割れ)が生じている場合、該当部位から密着性が失われて砂壁が剥がれやすくなるのでリフォームのタイミングです。また、カビなどが付着しているとアレルギーを発症する可能性もあるため、リフォーム時期といえるでしょう。
その他にも、何かモノや手などが当たっているわけでもないのに砂が落ちてくる場合、経年的な劣化が進んだ状態といえます。そのため、砂が多く落ちてくるような場合はリフォームの目安にしてみましょう。
和室の砂壁リフォームを実施する際には、業者選定がもっとも重要と言えます。通常のリフォームとは違って技術も要する内容なので、以下のような点を確認して業者選定を行いましょう。
これらの点をチェックしておくことで、評価が低い業者に依頼してしまうリスクを下げることができます。質の高い砂壁リフォームを実現させるためにも、業者選定には注意しましょう。
和風建築や和室に多く採用されている砂壁は、調湿効果にも優れており、シックハウス症候群の対策にもなる特徴があります。また、和の風合いを楽しむことができるほか、防火性にも優れているメリットがあります。
一方で、日々のお掃除がしにくかったり、砂が落ちてくるようなことも多い側面もあります。経年的に劣化も進む素材なので、適切なタイミングを見計らってリフォームを実施しましょう。
Midoriでは年間1,000件以上のリフォーム施工実績があります。和室・洋室の内装リフォームから外装リフォームまですべて対応します。お気軽にお問い合わせください。
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