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こんにちは。ミドリーナです。

脱衣所は日々の生活の中で使用頻度が高く、快適性や機能性が求められる空間です。しかし、築年数の経過とともに劣化が進み、使い勝手の悪さや衛生面の問題が生じることもあります。

そこで本記事では、脱衣所リフォームの種類や費用について詳しく解説します。また、補助金制度を活用してお得にリフォームを進める方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

脱衣所リフォームの種類

脱衣所リフォームには、以下のような種類があります。

• 壁紙、床材の張替
• 洗面化粧台の交換
• スペースの拡張や移設

上記のように、脱衣所のリフォームは目的によっても選択すべき工事の種類が異なります。そこでここからは、代表的な3つの脱衣所リフォームについて紹介します。

壁紙・床材の張替

脱衣所の印象を大きく変える壁紙や床材の張替は、比較的手軽にできるリフォームの一つです。例えば、湿気が溜まりやすい脱衣所では防カビ性や抗菌性の高い壁紙を選ぶこともできるほか、最近ではデザイン性の高い壁紙も多く、機能性とおしゃれさを両立できます。

また、脱衣所の床材は防水性が求められるので、防水性の高いクッションフロアなどがコストパフォーマンスも良く人気です。

洗面化粧台の交換

洗面化粧台本体の交換工事は、脱衣所の中でも特に人気の高いリフォームです。古くなった洗面化粧台を交換することで、機能性や収納力を格段に向上させることができるほか、使いやすい高さに変更することもできます。

また、節水機能やLED照明を備えた省エネタイプの洗面化粧台を選ぶこともできます。引き出し式の収納やミラー裏収納など、使い勝手の良い洗面化粧台を選びましょう。

スペースの拡張や移設

脱衣所の広さが足りない場合、スペースの拡張や移設を行うリフォームも選択肢です。例えば、隣接する収納スペースなどを活用し脱衣所を広げることで、洗濯機や収納棚を配置しても余裕のある空間が作れるケースがあります。

また、脱衣所を別の場所に移動させるような間取り変更を行う場合、給排水管や電気配線の工事が必要ですが、動線を大幅に改善できるメリットもあります。

脱衣所や洗面所のスペースを有効的に活用する方法は、こちらの記事で解説しております。

狭い洗面所を広くしたい！リフォームでのスペースの有効利用ポイントを解説

脱衣所リフォームの費用

脱衣所リフォームにかかる費用は、規模や選択する素材・設備によって大きく異なります。以下は、費用の目安です。

• 壁紙・床材の張替：10万円～20万円
• 洗面化粧台の交換：20万円～50万円
• スペースの拡張や移設：50万円～100万円以上

壁紙・床材の張替は素材や施工面積によって変動しますが、10万円～20万円と比較的安価に行えるリフォームです。洗面化粧台の交換はベーシックな洗面台は20万円程度から、高機能タイプは50万円以上かかることもあります。

間取り変更や配管工事が必要な場合は、50万円～100万円以上と費用は高額になる傾向にあります。

脱衣所リフォームで活用できる補助金

脱衣所リフォームで活用できる補助金は以下のとおりです。

• 介護保険の住宅改修費補助
• 子育てエコホーム支援事業
• 長期優良住宅化リフォーム推進事業
• 各自治体の補助金・助成金制度

ここからは、各補助金制度の特徴について詳しく解説します。

介護保険の住宅改修費補助

高齢者や介護が必要な方が快適に暮らせるよう、介護保険を利用して住宅改修を行う際に補助が受けられる制度です。

脱衣所リフォームで補助対象となる主な工事の一例は以下の通りです。

• 手すりの設置（壁付けや立ち上がり補助用）
• 床材の滑り止め加工や交換
• 脱衣所の床段差解消（フラットなバリアフリー設計）

原則として補助金の上限額は最大20万円となっていますが、この中には自己負担の額も含まれています。例えば、1割負担の場合は最大18万円、3割負担の場合は最大14万円となっています。

子育てエコホーム支援事業

子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ設備の導入やバリアフリー化をする際に利用できる補助金です。家庭の環境負担を軽減しつつ、快適な住環境を整えることを目的としています。

対象となる工事の一例は以下のとおりです。

• 手すりの設置
• 段差解消
• 出入口の幅を拡張

補助額は工事の内容毎に異なり、5,000円/戸から28,000円/戸程度の補助額となっています。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

住宅全体の性能向上を目的とした補助金で、脱衣所を含む部分リフォームも対象となります。

対象となる工事の一例は以下のとおりです。

• 断熱性能を向上させるリフォーム
• 脱衣所を含む水回り設備の省エネ化
• 高齢者が利用しやすいバリアフリー化工事

補助額は工事内容によりますが、リフォーム費用の3分の1となっており、最大80万円の補助が受けられる場合があります。なお、本補助金制度を活用する際には、住宅診断（インスペクション）を実施するなど、一定の要件を満たしておかなければなりません。

各自治体の補助金・助成金制度

地域ごとに独自の補助金や助成金を提供している自治体も多く、脱衣所リフォームで利用可能な場合があります。例えば、東京都目黒区では「住宅リフォーム資金助成」という制度を実施しており、バリアフリーリフォーム工事などは上限10万円まで助成されます。

また、東京都八王子市では「居住環境整備補助金」という制度を実施しており、特定の工事の工事費用に応じて上限額20万円まで補助金が支給されます。なお、これらの制度は各自治体のホームページや窓口で、必要書類や申請フローを確認しましょう。

その他にも補助金制度は予算が限られているため、利用予見や上限予算などを確認した上で早めの申請を行いましょう。

その他、脱衣所や洗面所（洗面化粧台・洗面台）のリフォームの費用を抑えるための、ポイントはこちらで解説しています。

洗面所（洗面化粧台・洗面台）リフォームの費用を抑えたい！注目すべきリフォームポイントをご紹介

まとめ

脱衣所リフォームは快適性や機能性を向上させるだけでなく、家族の暮らしをより便利で安全にする重要な工事です。なお、費用は工事内容や規模によって異なりますが、補助金を活用することでコストを大幅に削減できます。

介護保険の住宅改修費補助や長期優良住宅化リフォーム推進事業など、目的に応じた補助金を上手に利用しましょう。リフォーム計画を立てる際は、業者選びや補助金申請の準備をしっかり行い、理想の脱衣所を実現してください。

リフォーム会社Midoriでは、壁付けキッチンリフォームをはじめ、様々な種類のリフォームにおいて、年間1,000件以上の施工実績をもっています。リフォームに関するお悩みをおもちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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