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2024.12.27 11:05
こんにちは。ミドリーナです。
高齢化社会が進む中で、住宅のバリアフリー化は欠かせない要素となっています。特に浴室は転倒などの事故が発生しやすい場所であるため、高齢者や身体が不自由な方にとっては危険が潜むエリアといえるでしょう。
そこで今回の記事では、浴室をバリアフリー化する際のポイントや工事にかかる費用の目安について徹底解説します。また、利用可能な補助金・助成金についても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそものバリアフリーリフォームの費用相場について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
バリアフリーリフォームの費用相場は?注意点や補助金制度も紹介
浴室バリアフリー化のポイントは以下のとおりです。
浴室のバリアフリー化では、いくつかの要素に注意することでより安全で快適な空間を実現できます。そこでここからは、浴室バリアフリー化における各ポイントについて詳しく解説します。
浴室内での移動や立ち座りを補助できる手すりは、転倒を防ぐための基本的な対策のひとつです。設置箇所のポイントは以下のとおりです。
例えば、浴槽の縁に沿って手すりを設置することで、浴槽に入る際や立ち上がる際に手を添えられるようにバリアフリー化できます。なお、利用者の特徴や使用方法に合わせて、手すりの太さや長さを適切に選ぶことが重要です。
浴室と脱衣所の段差は高齢者にとって大きな障害となるため、段差を解消することがバリアフリー化において重要なポイントです。床を完全にフラットにすることで、歩行補助具を使用する方にも優しい浴室空間となります。
なお、浴室は水で濡れやすい環境であるため、滑りにくい床材を選択することも重要です。その上で、安全性を確保しながら浴室全体の雰囲気にマッチした色や模様を選ぶことで、快適かつリラックスできる空間を演出することができます。
ヒートショックを防ぎ快適な温度環境を保つためには、浴室乾燥暖房機は欠かせない設備のひとつです。暖房機能があることで寒い冬でも浴室全体を温められるので、入浴前後の体温低下を防ぐことができます。
また、換気や乾燥機能があるタイプなら浴室内の空気を循環させ、嫌なニオイを防ぐ効果も期待できます。
従来の浴槽はまたぐ際に足を高く上げる必要があるので、高齢者や体の不自由な方にとっては危険が伴います。そのため、出入りが楽な浴槽へ交換することも効果的なバリアフリー化の一つといえます。
浴槽の縁が低く設定されているタイプは出入りが簡単で安全なため、日々の利便性も向上します。また、適切な場所に手すりを設置するなど、他のバリアフリー化と併用することでより安全性を高めることができます。
浴室をバリアフリー化するための工事費用は、改修内容や工事規模によって異なります。以下に一般的な費用の目安を紹介します。
ただし、これらはあくまで目安になるので、詳細の金額は工事業者から見積もりを取得して確認しましょう。
浴室の目安費用やポイントについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
浴室リフォームの費用を抑えたい!注目すべきリフォームポイントをご紹介
浴室をバリアフリー化する際に、国や地方自治体が提供する補助金や助成金を活用することで経済的な負担を軽減できます。例えば、以下のような補助金や助成金制度があります。
ここからは、上記に挙げた具体的な補助金・助成制度について詳しく解説します。
高齢者住宅改修費用助成制度とは、介護保険におけるリフォーム補助金制度になります。対象となるリフォーム工事は以下のとおりです。
支給限度基準額は20万円で9割が上限となっているため、最大18万円まで補助金を活用することができます。なお、本制度は戸建ての持ち家である必要はないので、賃貸物件や分譲マンションでも活用することができます。
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存の住宅を長寿命で快適に利用できる住まいへとリフォームすることを目的とした補助金制度です。この事業では、バリアフリー改修を含むリフォーム工事も対象とされており、高齢者や家族全員が安全かつ快適に暮らせる住宅づくりを支援しています。
補助限度額は1戸あたり80万円までとなっているほか、補助率は対象工事の費用における3分の1までとなっています。なお、長期優良住宅化リフォーム推進事業は、戸建て住宅以外にも、共同住宅まで対象となっています。
地方自治体では、バリアフリー化の助成金制度を設けていることが多い傾向にあります。ただし、内容や金額は自治体ごとに異なるため、お住まいの地域でどのような助成金制度が実施されているのかチェックしてみましょう。
例えば、兵庫県明石市では「明石市住宅リフォーム助成事業」という助成金制度を実施しています。本事業では、バリアフリー改修工事も対象としており、助成対象となる工事経費の10%で最高10万円まで助成されます。
このように各自治体でさまざまなリフォーム助成制度を実施しているため、まずはお住まいの地域・自治体でどのような制度が実施されているのかを確認することが重要です。
浴室のバリアフリー化は、高齢者のご家族の安全・快適性を高めるために重要です。具体的には、手すりの設置や段差解消、滑りにくい床材の導入、浴槽の交換などを実施することで快適性は大幅に向上するでしょう。
なお、工事費用は規模により異なりますが、補助金制度や助成金制度を利用すれば負担を軽減させることもできます。そのため、補助金を賢く活用して安全で快適な住環境を実現しましょう。
リフォーム会社Midoriでは、浴室のバリアフリー化をはじめ、様々な種類のリフォームにおいて、年間1,000件以上の施工実績をもっています。リフォームに関するお悩みをおもちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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