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吹き抜けリフォームのメリット・デメリット!費用や注意点を解説

2025.01.15 12:00

吹き抜けのイメージ

こんにちは。ミドリーナです。

吹き抜けは、一度取り入れてみたいと憧れる方も多い住宅デザインのひとつです。しかし、既存の家を吹き抜け仕様にリフォームをするとなると、「本当に自分の家に合うのだろうか」「費用はどのくらいかかるのか」と不安や疑問を抱える方も少なくありません。

そこで本記事では、吹き抜けリフォームの具体的なメリット・デメリットを解説します。また、吹き抜けリフォームにおける費用や注意点を丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

吹き抜けリフォームのメリット

吹き抜けリフォームは、住まいの空間を大きく変えるリフォームのひとつです。吹き抜けリフォームを実施することで、開放感や採光性、通風性が改善されるほか、家全体の雰囲気を一新することができます。

そこでここからは、吹き抜けリフォームの具体的なメリットを詳しく解説します。

開放感が向上する

吹き抜けを設けることで天井が高くなるため、空間に広がりを感じられるようになるメリットがあり、狭いお部屋でも圧迫感が軽減されます。

例えば、玄関に吹き抜けを設置することで、住まい全体が明るく開放的な雰囲気になるのが魅力といえます。

採光性が向上する

吹き抜けリフォームを実施すると、自然光を多く取り込めるメリットがあります。採光性が向上することで、昼間の時間帯に電気をつける必要が減るため、電気代削減の効果も期待できます。

例えば、北向きの部屋や日当たりの悪い場所は日中も暗くなってしまいがちですが、採光性が向上することで光が全体的に届くようになります。

通風が改善する

吹き抜けを設けることで空気の流れが良くなるため、夏場でも涼しさを感じやすくなります。適度に窓を開閉することで、自然の風を取り込みやすく、家全体の通風性が向上します。

室内に空気がこもりにくくなるので、換気効率もアップして健康的な住環境を実現できるメリットがあります。

デザイン性が向上する

吹き抜けは意匠性に優れていることから、家全体のデザイン性を高める効果が期待できます。モダンな雰囲気や開放的な空間は、通常の住宅では味わうことのできないデザインといえるでしょう。

また、シャンデリアやペンダントライトなど、吹き抜け空間ならではのインテリアデザインを楽しむこともできます。

コミュニケーションが取りやすくなる

吹き抜けにすることで、家族同士のつながりが感じやすくなります。上下階をつなぐことで声が届きやすくなるので、家族間のコミュニケーションが自然に増えるという効果が見込めるでしょう。

そのため、二世帯住宅を想定しているご家庭や、子育て中の家庭にも適したリフォームです。

吹き抜けリフォームのデメリット

吹き抜けリフォームは空間を広げたり、住まいを明るくしたりと多くのメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。そのため、事前にどのようなデメリットがあるのかをチェックしておきましょう。

冷暖房効率が下がる

吹き抜けリフォームでは、天井が高くなることで部屋全体の空間が広がるため、その分冷暖房の効率が低下することがあります。冬場は暖かい空気が上部にたまりやすく、足元が冷えるといった問題が起きることもあるので注意しましょう。

また、逆に夏場は冷房が効きにくくなる場合があるため、エアコンの設置場所には気を配り、なるべく低い位置に設置することで冷房効率を上げましょう。

2階部分が狭くなる

吹き抜けを作る場合、2階の床面積が削られるため、利用可能なスペースが狭くなる点に注意が必要です。収納スペースや子ども部屋、書斎などの部屋を確保したい場合には、吹き抜けを設けることでそれらのスペースが制限される可能性があります。

また、2階部分の部屋数が減ることで、間取りの自由度が下がることもあるため、家全体のバランスを考慮してリフォームすることが重要です。

吹き抜けリフォームの費用相場

吹き抜けのイメージ

吹き抜けリフォームの費用は、一般的に100万円~500万円程度が目安となります。ただし、リフォーム費用は家の構造や規模、使用する建材によって大きく変動します。

例えば、小規模な天井の一部を高くするリフォームは比較的低コストで済みますが、大規模なリフォームで耐震補強や断熱材の追加が必要な場合、費用が大幅に増加することがあります。

また、吹き抜けに取り付ける窓やシーリングファン、照明器具といったものも費用に影響します。そのため、事前に施工会社から見積もりを取り、詳細なプランを確認することが大切です。

吹き抜けリフォームの注意点

吹き抜けリフォームの注意点は以下のとおりです。

  • 断熱性・防音性を考慮する
  • 冷暖房効率を考慮する

吹き抜けリフォームにはいくつかの注意点も存在します。施工後に後悔しないためにも、断熱性や冷暖房効率といった重要なポイントを確認しておきましょう。

断熱性・防音性を考慮する

吹き抜けリフォームでは、吹き抜け部分が広がることで熱が逃げやすくなるため、冬の寒さや夏の暑さを感じやすくなる可能性があります。また、上下階がつながることで、音の反響や漏れが気になることもでてくる可能性があります。

そのため、これらの問題を解決するためには、壁面や天井に断熱材を施工するほか、気密性の高いサッシや断熱ガラスを採用するといった対策が効果的です。

冷暖房効率を考慮する

吹き抜けリフォームによって空間は広くなるため、冷暖房効率が下がりやすいのが特徴です。特に冬場の暖気は上部の空間に逃げやすく、反対に夏場は冷気が届きにくくなることがあります。

効率的な温度管理を実現させるためには、シーリングファンで空気を循環させたり、比較的性能が高いエアコンを導入するなどの対策が必要です。設計段階で空調計画をしっかりと立て、快適な室温を維持できるリフォームを実現させましょう。

まとめ

吹き抜けリフォームは、住まいに開放感や明るさを与えるほか、快適な空間を実現できるリフォームのひとつです。一方で、断熱性や冷暖房効率といった課題もあるため、計画段階で慎重に検討することが重要です。

そのため、吹き抜けリフォームはプロに相談しつつ、満足のいくリフォームを実現させましょう。

リフォーム会社Midoriでは、吹き抜けリフォームをはじめ、様々な種類のリフォームにおいて、年間1,000件以上の施工実績をもっています。リフォームに関するお悩みをおもちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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